【WD20EARS】初めてRMA(返品許可)の手続きをやってみた

2年数ヶ月前に購入した、3ヶ月でおかしくなったWestern Digital製の『WD20EARS-00MVWB0』。
最初の症状は、録画をしていたテレビ番組の再生を失敗する。
他の場所へコピーできないファイルができる。
転送速度が遅い。

保証があるうちに、いつかはやろうやろうと思っていたが、新しいHDDを買ったこともあり、ずるずると放置していた。
そうしているうちにタイで大洪水が起こり、HDDメーカーも大変だろうと、またまた放置。
最近HDDの価格が下がっているのを知り、年末年始の録画のためにそろそろやるか！と手続きをしてみた。

購入したHDDの代理店であるCFDには1年前には手続き済み。
これでメーカーのWestern DigitalにRMA申請ができる。
そしてHDDの保証が3年間あることを確認していた。


いくつかのサイトを参考にし、HDDを送る方法をEMS(国際スピード郵便)に決定。
エコノミー航空（SAL）便という安い便の選択肢もあったけれど、差額（千円くらい）は勉強代と考えた。


HDDの梱包には厳しいルールがあるようだ。
指示通りではないと保証を受けられない可能性があるとか。

保証サービス｜Western Digital
http://support.wdc.com/warranty/rmapacking.asp?custtype=end&lang=jp


梱包材を準備しようとホームセンターを回ってみたけど良いものが見つからない。
これがRMA申請を面倒だと思わせる原因でもある。


だが一度やると決めた以上ひねり出すしかない。

そこでひらめいたのが、HDDを静電気から守るESD （帯電防止） バッグをマザーボードが入っていた袋、HDDを固定する発砲緩衝材をパソコンケースを買ったときにケースを固定している厚みのある発泡材を利用した。
ハサミでちょうどよいサイズに工作し、予想以上に良い出来だった。


WDのサイトでユーザー登録をし、製品登録、RMAの作成と進める。


「RMA （返却承認）手順指示情報」というページと「RMA Label」を印刷した。

この「RMA （返却承認）手順指示情報」が「インボイス」という書類（税関への申告、検査などで必要となる書類）になるそうだ。

インボイスについて｜日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/invoice.html

このインボイスが今後の心配の種となる。


「RMA （返却承認）手順指示情報」にはこのように書いてある。
『署名と日付を記入のうえでドライブと一緒に返送してください。』


梱包した箱と「RMA （返却承認）手順指示情報」を持ち郵便局に行き、EMSのラベルを記入し（名前と住所の境目が分からないので線を無視した）受付へ。
危険物や電池が入っていないことを確認し、料金の支払いに。

2,100円だった。


なんかあっさり終わってしまった。
これでホントに届くのだろうか？？
インボイスを要求されないぞ！（要求されないから「RMA （返却承認）手順指示情報」を渡していない）

少々不安に思ったが、東京に届いた時点で不備があれば戻ってくるんだろうと気にしないことにした。


＜＜ 国際郵便物検索結果 ＞＞

10月30日　引受           

10月31日　国際交換局に到着

10月31日　国際交換局から発送           

11月2日　 国際交換局に到着

11月2日   通関検査待ち


11月2日にマレーシアに到着し、それ以降止まったまま。
インボイスを郵便局で渡していなかったからか？？


そして、このまま数日ステータスが変わらず、11月9日にWestern Digitalのサイトで状況を確認。

するとちょうどその11月9日にステータスが更新されていて『Shipped Quantity』が1となり、無事到着したようだ！
そして11月12日に確認すると、『Pending Shipment』が1となり、11月13日には『Shipped Date』『Shipped Model』『Shipped SN』が更新されていた。

これで一安心。


HDDのモデルが667GBプラッタの『WD20EARS-00MVWB0』から1TBプラッタの『WD20EZRX-00DC0B0』に変更されて送られてくるようだ。
『WD20EZRX-00DC0B0』は約6,800円で販売されているモデル。

WD Caviar Green 2TB　(WD20EZRX) 価格比較｜coneco.net
http://www.coneco.net/PriceList/1120728006/order/MONEY/

2,100円や手間がかかったけれどなんとか報われた気がする。


ちなみに
『署名と日付を記入のうえでドライブと一緒に返送してください。』
と書いてあったので、念のため「RMA （返却承認）手順指示情報」を箱の中にも入れていた。

これがなかったら失敗してたのかなあ・・・

タグ：Western Digital RMA WD20EARS WD20EZRX