iPhone料金プランに不適正表示で行政指導 - ソフトバンクモバイルの対応 [気になること]
【読売新聞】iPhone料金プランに不適正表示で行政指導
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110510-OYT1T01241.htm?from=y10
総務省は10日、人気のスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の料金プランに不適正な広告表示があったとして、販売元のソフトバンクモバイルに広告表示の改善と原因究明を求める行政指導を行った。
問題があったのは、「標準プライスプラン」と「パケットし放題forスマートフォン」の二つの料金プランの表示。月額1,029~4,410円の2段階定額制で、「定額料が1,029円からスタート」などと、あまり通信しなかった月は料金が抑えられると説明していた。
スマートフォンはiPhoneに限らず他社Androidも自動的にパケット通信を行う。よって従来の携帯電話と同じ感覚で使っていると、期せずして多額のパケット料金を支払うことになる。
このことは販売当初から良く耳にする話題ではあった。しかしなぜ今頃このような問題が発生したのかが不思議だ。iPhoneを契約する人が増え、その中にはこのような情報に疎い人が手にするようになったのだろう。
問題は2段階定額制としながら、利用せずとも下限の1,029円を超える事。
ソフトバンクモバイルはこの問題の対応として下記のように対応する。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2011/20110510_01/
なお、2段階定額(パケットし放題 for スマートフォン/標準プライスプラン)をご利用し、かつ本日までにiPhoneをiOS4.0以上でご利用の方で、2011年5月12日(木)から7月31日(日)までに当社ウェブサイトよりご申告いただいた方は、定額料の下限額(1,029円)を1カ月分無料とさせていただきます。
あまりにもふざけていると怒られても仕方がない内容だ。本来であれば遡って返金すべきだろう。さらには1,029円を超えた分の返金もすべきだ。
東日本大震災の支援に際して100億円もの寄付をした孫正義社長、その100億円は今どこに渡っているのか。これを知る人間はほとんどいない。
本業を疎かにするようであれば株主やユーザーから非難を受けても仕方がない。
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