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【PHS】「災害時でもつながる」というお話は確かなものか [気になること]


【YOMIURI ONLINE】災害時でもつながる PHSに人気
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/internetcom/20120323-OYT8T00715.htm

 東日本大震災はわれわれに、非常時に際しての数多くの教訓を残した。なかでも、通信インフラがダメージを受けた状態での連絡手段の確保については、誰しもが真っ先に困ったことだろう。
 電話が殺到してシステムがダウンしてしまわないよう、地震発生直後から携帯電話各社は最大87%の発信規制を実施した。行政による救援などの活動に使用する回線の確保を優先するためだ。唯一、混乱のなかで通信規制をかけなかったのが、ウィルコムの PHS。その理由について、ウィルコム・サービス企画部では、次の2つを挙げる。



こういう記事を毎回見ては思うことがある。
大規模停電時にPHSは全く使えない。

PHSは技術的には携帯電話よりつながりやすい。
しかしPHSのアンテナ数は地域差が大きい。
確かにアンテナが密集している地域はつながりやすいかもしれない。
しかしアンテナの数が少ない地域(アンテナの間隔が広い)ではそうではない。
さらに都会ではW-OAMという通常のおよそ2倍以上の速さで通信できるアンテナの整備はされているかもしれないが、郊外や田舎ではほとんど整備が進んでいない。

WILLCOM|W-OAM
http://www.willcom-inc.com/ja/service/reason/comfortably/index.html


こういう『災害時でもつながる』という報道は、技術的な話だけではなく、ちゃんと事実も書いてもらいたい。
※停電時には使えません。
※アンテナ数が少ない地域ではつながりにくいです。
※地方の高速化は進んでいません。



携帯キャリアには停電時でも使えるエリアの公表を行って欲しい。
そこに人が集まってパンクするのを防ぐために公表はしないだろうなあ。




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